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西国三十三所 第22番 総持寺|御朱印・見どころ・アクセス

西国三十三所巡礼 第22番 総持寺 「亀に乗った観音さま」で知られる、茨木の古刹 御朱印|見どころ|アクセス|基本情報

西国三十三所第二十二番札所、総持寺。

大阪府茨木市にある古刹で、正式には「補陀洛山 総持寺」といいます。

御本尊は千手観世音菩薩。

総持寺の観音さまは「亀に乗った観音さま」として知られ、寺の創建にも「亀の恩返し」の伝承が深く関わっています。

また、開基の藤原山蔭卿は日本の包丁道の祖としても祀られており、毎年4月には伝統の「山蔭流包丁式」が行われます。

目次

総持寺の基本情報

所在地:大阪府茨木市総持寺1-6-1

札所番号:西国三十三所 第二十二番

山号:補陀洛山

宗派:高野山真言宗

御本尊:千手観世音菩薩

開基:中納言 藤原山蔭

創建:寛平2年(890年)

駐車場:あり・約20台

電話番号:072-622-3209

※拝観時間・納経時間・駐車場などは変更される場合があります。参拝前に公式サイトで最新情報をご確認ください。


拝観時間・拝観料

総持寺の拝観時間は、

6:00~17:00

です。

拝観料は無料です。

納経時間は、

8:00~17:00

となっています。

ただし、西国三十三所札所会では、2026年10月16日から納経時間を、

8:30~17:00

へ変更すると案内しています。


西国三十三所での位置づけ

総持寺は、西国三十三所の第二十二番札所です。

第二十一番・穴太寺から続き、次の第二十三番は大阪府箕面市にある勝尾寺です。

京都府亀岡市の穴太寺から大阪府へと入り、ここから巡礼は大阪・兵庫方面へと進んでいきます。

総持寺はJR・阪急の駅から徒歩約5分とアクセスが良く、西国三十三所の中でも公共交通機関で参拝しやすい札所のひとつです。

西国三十三所全体については、こちらの記事でまとめています。

「西国三十三所とは? 全33札所一覧と実際に巡ったきっかけ」


御本尊

総持寺の御本尊は、千手観世音菩薩です。

平安時代に造られた秘仏で、亀の背に立つ珍しい姿をしていることから「亀に乗った観音さま」として知られています。

子育て、火除け、厄除けの観音さまとしても信仰を集めています。

毎年4月15日から21日には秘仏本尊の御開扉が行われます。

2026年も同期間に特別御開扉が行われ、あわせて西国三十三所の御砂踏も実施されました。


歴史・由緒

総持寺は、平安時代の寛平2年(890年)、中納言・藤原山蔭によって創建されたとされています。

寺の創建には「亀の恩返し」と呼ばれる伝承があります。

藤原山蔭が幼い頃、父・藤原高房とともに大宰府へ向かう途中、猟師が大きな亀を捕らえているところに出会いました。

高房は自分の着物と引き換えに亀を助け、川へ放しました。

その翌朝、山蔭が川へ落ちて命の危険にさらされた際、前日に助けた大亀が現れ、山蔭を背中に乗せて救ったと伝えられています。

その恩に感謝した高房は観音像の造立を発願。

高房の死後、山蔭が父の遺志を継ぎ、亀の背に立つ千手観音像を造り、総持寺を創建したとされています。

その後、一条天皇、後一条天皇、白河天皇、鳥羽天皇の勅願所となり、安産祈願の寺としても信仰を集めました。

戦国時代には兵火で伽藍の多くを失いましたが、慶長8年(1603年)、豊臣秀頼の命により片桐且元を再建奉行として復興が進められました。


総持寺の見どころ

本堂

総持寺の中心となるのが本堂です。

秘仏の千手観世音菩薩を祀り、西国三十三所第二十二番札所として多くの巡礼者が参拝します。

現在の本堂をはじめとする境内の堂宇は、大阪府内に残る貴重な近世寺院建築としても知られています。

亀に乗った千手観音

総持寺最大の特徴が、亀の背に立つ千手観世音菩薩です。

「亀の恩返し」の伝承をそのまま表すような姿で、西国三十三所の御本尊の中でも非常に印象的です。

秘仏のため通常は拝観できませんが、毎年4月15日から21日の御開扉期間には、その姿を拝むことができます。

亀の恩返し

総持寺の境内では、寺の由緒にちなんで「亀」を意識した意匠や信仰に触れることができます。

亀を助けたことが巡り巡って命を救うことにつながったという伝承は、総持寺の歴史そのものを象徴しています。

観音さまの慈悲や「恩を返す」という考え方を感じさせる、総持寺ならではの縁起です。

山蔭流包丁式

総持寺の開基・藤原山蔭は、日本料理・包丁道の祖としても祀られています。

本尊の造立に際し、山蔭が千日間にわたって仏師へ料理を供えたことが、その由来とされています。

毎年4月18日には、藤原山蔭卿の御宝前で「山蔭流包丁式」が行われます。

2026年も4月18日に実施され、観覧無料で公開されました。

西国三十三所御砂踏

毎年4月の秘仏御開扉期間には、「西国三十三所御砂踏」も行われます。

三十三札所の砂を納めた場所を踏みながら、それぞれの御本尊を拝むもので、古くから三十三札所を巡礼したのと同じ御利益を受けられると伝えられています。


御朱印・納経

総持寺では、西国三十三所第二十二番札所の御朱印をいただくことができます。

2026年10月15日までの納経時間は、

8:00~17:00

です。

2026年10月16日からは、

8:30~17:00

へ変更されます。

実際にいただいた御朱印

西国三十三所を巡った際に、実際にいただいた御朱印です。

札所ごとに異なる墨書や朱印を見比べることも、西国三十三所巡礼の楽しみのひとつです。


アクセス

公共交通機関の場合は、

JR京都線「JR総持寺駅」から徒歩約5分。

阪急京都線「総持寺駅」からも徒歩約5分です。

JR・阪急のどちらからもアクセスしやすく、西国三十三所の中でも鉄道で訪れやすい札所です。

車の場合は、名神高速道路「茨木IC」から国道171号線を京都方面へ進み、西河原交差点から一般道を南下して向かいます。


駐車場

駐車場:あり・有料

普通車約20台分があります。

駐車料金は、

最初の40分:300円

以降20分ごと:100円

です。

駅から徒歩約5分と公共交通機関でのアクセスが非常に良いため、混雑時は電車での参拝も便利です。


参拝時に知っておきたいこと

総持寺は、市街地にある比較的参拝しやすい札所です。

JR総持寺駅・阪急総持寺駅のどちらからも徒歩約5分なので、公共交通機関を使った西国三十三所巡礼にも組み込みやすいでしょう。

また、総持寺を訪れるなら、「亀に乗った観音さま」と「亀の恩返し」の由緒を知ってから参拝すると、境内を見る楽しみがさらに増えます。

秘仏の御本尊を直接拝観したい場合は、例年4月15日から21日に行われる御開扉の時期を確認して訪れるのがおすすめです。


西国三十三所まとめはこちら

西国三十三所を巡り始めたきっかけや、全33札所、巡礼地図、納経帳などはこちらの記事でまとめています。

「西国三十三所とは? 全33札所一覧と実際に巡ったきっかけ」


実際に訪れた旅行記はこちら

実際に参拝したときのルートや周辺観光、食事などについては、「旅する」カテゴリーで順次紹介していきます。

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この記事を書いた人

はじめまして。
「人生を豊かに」を運営する「旅好き」です。

旅する、遊ぶ、楽しむ、学ぶ、得する。
実際に体験してよかったこと、暮らしを少し豊かにしてくれたことを、自分自身の経験をもとに発信しています。

読んでくださった方の「次はこれをやってみよう」のきっかけになるブログを目指しています。

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