更新作業中

西国三十三所 第12番 岩間山 正法寺(岩間寺)|御朱印・見どころ・アクセス

西国三十三所巡礼 第12番 岩間山 正法寺 「汗かき観音」を祀る、静寂の山寺 御朱印|見どころ|アクセス|基本情報

西国三十三所第十二番札所、岩間山 正法寺(岩間寺)。

滋賀県大津市と京都府宇治市の境に位置する岩間山の中腹にある山寺で、静かな境内と豊かな自然が魅力の札所です。

御本尊の千手観世音菩薩は、「汗かき観音」「雷除け観音」「厄除け観音」「ぼけ封じ観音」などと呼ばれ、古くから多くの信仰を集めてきました。

境内には、御本尊ゆかりの桂の大樹や「雷神爪堀湧泉」、松尾芭蕉が「古池や蛙飛びこむ水の音」を詠んだと伝わる池などがあります。

目次

岩間山 正法寺(岩間寺)の基本情報

所在地:滋賀県大津市石山内畑町82

札所番号:西国三十三所 第十二番

山号:岩間山

宗派:真言宗醍醐派

御本尊:千手観世音菩薩

開基:泰澄大師

創建:養老6年(722年)

駐車場:あり・無料

電話番号:077-534-2412

※拝観時間・料金・交通情報などは変更される場合があります。参拝前に公式サイトで最新情報をご確認ください。


拝観時間・拝観料

岩間寺の拝観・納経時間は、

9:00~16:00

です。

2026年9月現在の入山料は、大人700円です。本堂内を拝観することもできます。中学生以下は無料と案内されています。

なお、西国三十三所札所会では、2026年10月19日から入山料を1,000円に改定予定と案内しています。これから記事をご覧になる方のためにも、この変更予定は記載しておくとよいでしょう。


西国三十三所での位置づけ

岩間山 正法寺は、西国三十三所の第十二番札所です。

第十一番・上醍醐 准胝堂から続き、次の第十三番は同じ大津市にある石山寺です。

かつての巡礼者は、第十一番の上醍醐から山を東側へ下り、再び山を登って岩間寺へ向かったと伝えられています。

現在は石山寺方面から車やバスなどを利用して参拝する人が多くなっています。

西国三十三所全体については、こちらの記事でまとめています。

「西国三十三所とは? 全33札所一覧と実際に巡ったきっかけ」


御本尊

岩間寺の御本尊は、千手観世音菩薩です。

現在の御本尊は、高さ約15cmの金銅仏で、元正天皇の御念持仏と伝えられています。

毎夜、日没とともに厨子を抜け出し、数多くの地獄を巡って人々を救い、夜明けに汗びっしょりになって戻ってくるという伝承から「汗かき観音」と呼ばれています。

また、「雷除け観音」「厄除け観音」「ぼけ封じ観音」としても信仰を集めています。


歴史・由緒

岩間寺は、養老6年(722年)、泰澄大師によって開かれたと伝えられています。

泰澄大師は、元正天皇の病気平癒を祈願し、その功績によって寺院を建立したとされています。

その後、加賀の白山へ向かう途中に岩間山を訪れた泰澄大師が、山中の桂の大樹から千手陀羅尼を感得し、その桂の木で千手観音像を刻み、元正天皇の御念持仏を胎内に納めて祀ったと伝えられています。

かつては歴代天皇の崇敬を受け、日本三大霊場の一つとして栄えたとされる由緒ある寺院です。


岩間寺の見どころ

本堂

岩間寺の中心となるのが本堂です。

御本尊の千手観世音菩薩が祀られ、西国三十三所第十二番札所として多くの巡礼者が訪れます。

現在の入山料には本堂内拝も含まれています。

桂の大樹

境内には、岩間寺を象徴する桂の大樹があります。

寺伝では、泰澄大師がこの桂の木から千手陀羅尼を感得し、その木で千手観音像を刻んだと伝えられています。

静かな山寺の境内に立つ大樹は、岩間寺の長い歴史を感じさせる見どころのひとつです。

雷神爪堀湧泉

岩間寺には、「雷神爪堀湧泉」と呼ばれる霊泉があります。

伝承では、泰澄大師が雷を法力で封じた際、雷が弟子になることを願い、その後、水の乏しかった岩間山で爪を使って井戸を掘ったとされています。

この湧水は「不老長寿の水」とも呼ばれ、健康長寿やぼけ封じを願う参拝者から信仰されています。

芭蕉の池

本堂のそばには、「芭蕉の池」と呼ばれる池があります。

俳聖・松尾芭蕉が岩間寺に参籠し、

「古池や 蛙飛びこむ 水の音」

という有名な句を詠んだと伝えられています。

実際の句の成立については諸説ありますが、岩間寺と松尾芭蕉とのつながりを感じられる場所として知られています。

大銀杏と紅葉

岩間寺は、山寺ならではの四季の自然も魅力です。

特に境内の大銀杏は、秋になると鮮やかな黄色に色づき、落葉の時期には境内一面が黄色い絨毯のようになります。

晩秋には紅葉の夜間拝観「山粧夜参り」が行われる年もあり、昼間とは異なる幻想的な境内を楽しめます。


御朱印・納経

岩間寺では、西国三十三所第十二番札所の御朱印をいただくことができます。

納経・朱印の受付時間は、

9:00~16:00

です。

実際にいただいた御朱印

西国三十三所を巡った際に、実際にいただいた御朱印です。

札所ごとに異なる墨書や朱印を見比べることも、西国三十三所巡礼の楽しみのひとつです。


アクセス

公共交通機関の場合は、JR琵琶湖線「石山駅」または京阪「京阪石山駅」から京阪バス52・53・54系統を利用し、「中千町」で下車。

中千町バス停から岩間寺までは徒歩約50分です。

山道を歩くことになるため、公共交通機関で訪れる場合は歩きやすい服装・靴がおすすめです。

以前は石山駅からシャトルバスが運行されることもありましたが、2026年9月現在、岩間寺公式サイトでは通常のシャトルバスは「当面の間運行中止」と案内されています。


駐車場

駐車場:あり・無料

岩間寺公式サイトでは、約20台駐車可能と案内されています。

車の場合、

京都・大阪方面からは京滋バイパス「石山IC」から約10分、名神高速「瀬田西IC」から約15分。

名古屋方面からは名神高速「瀬田東IC」から約15分が目安です。


参拝時に知っておきたいこと

岩間寺は標高約445mの岩間山中腹にある山寺です。

公共交通機関を利用すると、最寄りの「中千町」バス停から徒歩約50分かかるため、ほかの札所と比べてもアクセスには少し時間がかかります。

一方、車では境内近くまで行くことができ、無料駐車場もあります。

また、大津地方に大雨・洪水警報や土砂災害警戒情報などが発令された場合には、閉山・拝観停止となることがあります。山寺のため、天候が悪い日は参拝前に公式サイトを確認しておくと安心です。


西国三十三所まとめはこちら

西国三十三所を巡り始めたきっかけや、全33札所、巡礼地図、納経帳などはこちらの記事でまとめています。

「西国三十三所とは? 全33札所一覧と実際に巡ったきっかけ」


実際に訪れた旅行記はこちら

実際に参拝したときのルートや周辺観光、食事などについては、「旅する」カテゴリーで順次紹介していきます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

はじめまして。
「人生を豊かに」を運営する「旅好き」です。

旅する、遊ぶ、楽しむ、学ぶ、得する。
実際に体験してよかったこと、暮らしを少し豊かにしてくれたことを、自分自身の経験をもとに発信しています。

読んでくださった方の「次はこれをやってみよう」のきっかけになるブログを目指しています。

目次