西国三十三所第十番札所、三室戸寺。
京都府宇治市、明星山の中腹にある古刹で、西国三十三所の札所として知られるだけでなく、ツツジ、アジサイ、ハス、紅葉など四季の花を楽しめる「花の寺」としても有名です。境内には本堂、三重塔、阿弥陀堂などがあり、宇治観光とあわせて訪れやすい札所です。
三室戸寺の基本情報
所在地:京都府宇治市莵道滋賀谷21
札所番号:西国三十三所 第十番
山号:明星山
宗派:本山修験宗
御本尊:千手観世音菩薩
開基:行表和尚
創建:宝亀元年(770年)
駐車場:あり・有料
電話番号:0774-21-2067
※拝観時間・料金・駐車場などは変更される場合があります。参拝前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
拝観時間・拝観料
三室戸寺の拝観時間は季節によって異なります。
4月1日~10月31日:8:30~16:30
最終入山:15:40
御朱印最終受付:15:40
11月1日~3月31日:8:30~16:00
最終入山:15:10
御朱印最終受付:15:10
御朱印受付は12:00~13:00の間、休止となります。拝観料は大人1,000円、小人500円です。
また、8月11日~17日、12月29日~31日は閉門です。
西国三十三所での位置づけ
三室戸寺は、西国三十三所の第十番札所です。
第九番・興福寺南円堂から続き、ここから京都府内の札所巡りが始まります。次の第十一番は醍醐寺です。
西国三十三所全体については、こちらの記事でまとめています。
→ 「西国三十三所とは? 全33札所一覧と実際に巡ったきっかけ」
御本尊
三室戸寺の御本尊は、千手観世音菩薩です。
寺伝では、光仁天皇の勅願によって宝亀元年(770年)に創建されたとされています。岩淵から現れた千手観音を祀ったことが寺の始まりと伝えられています。
歴史・由緒
三室戸寺は約1200年前、宝亀元年(770年)に光仁天皇の勅願によって創建されたと伝えられています。
開創以来、天皇や貴族の崇敬を受け、やがて庶民の参詣も増え、観音霊場として発展していきました。
現在の本堂は江戸時代、文化年間に再建された重厚な建築です。境内には三重塔や阿弥陀堂なども残されています。
三室戸寺の見どころ
本堂
本堂は境内の中心にあり、御本尊の千手観世音菩薩を祀っています。
現在の建物は江戸時代に再建されたもので、重厚感のある入母屋造りが特徴です。
アジサイ
三室戸寺といえば、特に有名なのがアジサイです。
境内の庭園には多数のアジサイが植えられ、6月頃には境内一帯が青や紫、ピンクの花で彩られます。京都府観光連盟でも、三室戸寺をアジサイの名所として紹介しています。
ツツジ
春にはツツジも見どころです。
西国三十三所札所会では、約2万株のツツジが咲くと案内しています。例年4月下旬から5月頃にかけて、斜面いっぱいに花が広がります。
ハス
夏にはハスも楽しめます。
7月頃には境内のハスが見頃を迎え、季節によって異なる景色を楽しめるのが三室戸寺の魅力です。
紅葉
秋には紅葉が境内を彩ります。
花の寺として知られる三室戸寺ですが、秋のモミジも美しく、年間を通して季節ごとの表情が楽しめます。
三重塔
境内には三重塔があります。
本堂や阿弥陀堂とともに、寺院らしい景観を作り出している建造物のひとつです。
御朱印・納経
三室戸寺では、西国三十三所第十番札所の御朱印をいただくことができます。
御朱印受付は、4月~10月が15:40まで、11月~3月が15:10までです。また、12:00~13:00は受付休止となります。
正月三が日と6月中は、御朱印帳への直書きではなく書置き対応となります。
実際にいただいた御朱印

西国三十三所を巡った際に、実際にいただいた御朱印です。
札所ごとに異なる墨書や朱印を見比べることも、西国三十三所巡礼の楽しみのひとつです。
アクセス
公共交通機関の場合は、京阪宇治線「三室戸駅」から徒歩約15分です。
JR奈良線「宇治駅」からは、バスやタクシーを利用して向かうこともできます。
宇治には平等院や宇治上神社などの観光スポットも多いため、周辺観光と組み合わせやすい札所です。
駐車場
駐車場:あり・有料
三室戸寺公式サイトでは、周辺のタイムズ駐車場を利用するよう案内しています。土日や花の見頃の時期は混雑しやすいため、公共交通機関の利用も推奨されています。
参拝時に知っておきたいこと
三室戸寺は、季節によって混雑状況が大きく変わる札所です。
特にツツジやアジサイの見頃は多くの参拝者が訪れるため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
また、御朱印受付には昼休止時間があるため、納経を予定している場合は時間に注意してください。
西国三十三所まとめはこちら
西国三十三所を巡り始めたきっかけや、全33札所、巡礼地図、納経帳などはこちらの記事でまとめています。
→ 「西国三十三所とは? 全33札所一覧と実際に巡ったきっかけ」
実際に訪れた旅行記はこちら
実際に参拝したときのルートや周辺観光、食事などについては、「旅する」カテゴリーで順次紹介していきます。
