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西国三十三所 第27番 書写山 圓教寺|御朱印・見どころ・アクセス

西国三十三所巡礼 第27番 書写山 圓教寺 「西の比叡山」と称される、姫路の天空寺院 御朱印|見どころ|アクセス|基本情報

西国三十三所第二十七番札所、書写山 圓教寺。

兵庫県姫路市、標高約371mの書写山に広がる古刹で、正式には「書寫山 圓教寺」といいます。

康保3年(966年)、性空上人によって開かれたと伝えられ、御本尊は六臂如意輪観世音菩薩。

広大な山内には、西国三十三所の札所である摩尼殿をはじめ、大講堂・食堂・常行堂からなる「三之堂」、奥之院など数多くの堂宇が点在しています。

その壮大な伽藍と深い森に包まれた雰囲気から、「西の比叡山」とも呼ばれています。


目次

書写山 圓教寺の基本情報

所在地:兵庫県姫路市書写2968

札所番号:西国三十三所 第二十七番

山号:書寫山

宗派:天台宗

御本尊:六臂如意輪観世音菩薩

開基:性空上人

創建:康保3年(966年)

駐車場:あり・無料(書写山ロープウェイ山麓駅)

電話番号:079-266-3327

※拝観時間・料金・ロープウェイの運行時間などは変更される場合があります。参拝前に公式サイトで最新情報をご確認ください。


拝観時間・拝観料

圓教寺の拝観時間・納経時間は、書写山ロープウェイの運行時間に準じています。

ロープウェイの始発は、

8:30

です。

入山志納金は、

大人(中学生以上):800円

小学生:500円

未就学児:無料

となっています。

山上駅から摩尼殿方面へ向かう山内マイクロバスを利用する場合は、往復利用を含む特別志納金として、

中学生以上:1,300円

小学生:800円

となっています。


西国三十三所での位置づけ

書写山 圓教寺は、西国三十三所の第二十七番札所です。

第二十六番・一乗寺から続き、次の第二十八番は京都府宮津市にある成相寺です。

兵庫県内の札所巡りでは最後の札所となり、ここから巡礼は日本海側の丹後地方へと大きく移動していきます。

圓教寺は西国三十三所の札所であるだけでなく、花山法皇とも深い縁があります。

花山法皇は出家後に性空上人を訪ね、その教えを受けたと伝えられており、西国三十三所巡礼の歴史を語るうえでも重要な寺院です。

西国三十三所全体については、こちらの記事でまとめています。

→ 「西国三十三所とは? 全33札所一覧と実際に巡ったきっかけ」


御本尊

圓教寺の御本尊は、六臂如意輪観世音菩薩です。

札所となる摩尼殿に祀られています。

寺伝では、性空上人が書写山で修行していた際、天人が桜の木を礼拝している姿を見たことから、その生きた桜の木に観音像を刻んだと伝えられています。

そのため「生木の観音」とも呼ばれています。

摩尼殿が岩山の斜面に張り出すように建てられているのも、この霊木を中心に堂を建立したことに由来します。

御本尊は秘仏で、毎年1月18日の鬼追い会式に開扉されます。


歴史・由緒

圓教寺は、康保3年(966年)、性空上人によって開かれました。

性空上人は九州で修行した後、書写山に入り、草庵を結んで修行を始めたと伝えられています。

やがて多くの僧侶が集まり、修行と学問の道場として発展。

「西の比叡山」と称されるほどの大寺院となりました。

花山法皇は二度にわたって書写山を訪れ、性空上人の教えを受けたと伝えられています。

後白河法皇も七日間参籠し、後醍醐天皇も隠岐から京都へ戻る途中に宿泊するなど、皇室からも厚い信仰を受けました。

現在も山内には多くの重要文化財が残り、千年以上にわたる歴史を感じられる寺院です。


書写山 圓教寺の見どころ

摩尼殿

西国三十三所第二十七番札所となるのが摩尼殿です。

御本尊の六臂如意輪観世音菩薩を祀っています。

「摩尼」とは梵語で「如意」を意味します。

現在の摩尼殿は、岩山の斜面に柱を組んで建てられた舞台造りで、その姿は京都の清水寺を思わせるような迫力があります。

西国三十三所の参拝・納経の中心となる場所です。

三之堂

摩尼殿からさらに山内を進むと、「三之堂」と呼ばれる一角があります。

大講堂・食堂・常行堂という三つの建物が、コの字型に向かい合うように建っています。

深い森の中に巨大な堂宇が並ぶ景観は圧巻で、圓教寺を代表する風景のひとつです。

大講堂

大講堂は、圓教寺の本堂にあたる建物です。

僧侶がお経の講義や論議を行った、学問と修行の中心となる場所でした。

現在の建物は室町時代中期のもので、国の重要文化財に指定されています。

堂内には釈迦如来を中心に、文殊菩薩・普賢菩薩からなる釈迦三尊像が安置されています。

食堂

食堂は「じきどう」と読みます。

承安4年(1174年)の創建とされ、かつて修行僧が寝食を行った建物です。

全長約40mという非常に長い二階建ての建物で、「長堂」とも呼ばれています。

現在は1階が写経道場、2階が寺宝の展示スペースとなっています。

映画『ラスト サムライ』の撮影にも使われたことで知られています。

常行堂

常行堂は、「常行三昧」と呼ばれる修行を行うための道場です。

阿弥陀仏の名を唱えながら本尊の周囲を歩き続ける修行が行われていました。

建物には舞台が設けられており、大講堂の釈迦三尊へ舞楽を奉納するために使われたとされています。

大講堂・食堂とともに三之堂を形成しています。

奥之院

さらに山内の奥へ進むと、圓教寺を開いた性空上人を祀る奥之院があります。

開山堂を中心に護法堂などが建ち、摩尼殿や三之堂周辺とはまた違った静かな雰囲気を感じられます。

時間に余裕があれば、ぜひ奥之院まで足を延ばしたいところです。

ロープウェイからの眺望

書写山へはロープウェイで登ることができます。

乗車時間は約4分。

山上駅には展望デッキ「ミオロッソ書写」があり、姫路市街地を見渡せます。

天候が良ければ、遠く瀬戸内海まで望むこともできます。

紅葉

圓教寺は、兵庫県を代表する紅葉の名所としても知られています。

秋になると、摩尼殿や三之堂周辺をはじめ、広い山内が赤や黄色に染まります。

例年秋には「書写山もみじまつり」が行われ、重要文化財の特別公開やライトアップなどが実施されることもあります。


御朱印・納経

圓教寺では、西国三十三所第二十七番札所の御朱印をいただくことができます。

西国三十三所の御朱印は、摩尼殿の納経所でいただきます。

納経時間は、基本的に書写山ロープウェイの運行時間に準じています。

圓教寺では、西国三十三所のほか、大講堂、奥之院など複数の御朱印があります。

西国三十三所巡礼の場合は、第二十七番札所の御朱印であることを伝えると分かりやすいでしょう。

実際にいただいた御朱印

西国三十三所を巡った際に、実際にいただいた御朱印です。

札所ごとに異なる墨書や朱印を見比べることも、西国三十三所巡礼の楽しみのひとつです。


アクセス

公共交通機関の場合は、JR・山陽電鉄「姫路駅」から神姫バスを利用します。

姫路駅前から「書写山ロープウェイ」行きに乗車し、終点まで約25~30分です。

山麓駅からロープウェイに乗り、

約4分

で山上駅へ到着します。

山上駅から摩尼殿までは徒歩約15~20分です。

歩くのが大変な場合は、山上のマイクロバスを利用することもできます。


駐車場

駐車場:あり・無料

書写山ロープウェイ山麓駅に無料駐車場があります。

車の場合は山麓駅まで向かい、そこからロープウェイを利用して山上へ向かうのが一般的です。

書写山山上まで一般車で上がることはできません。

ロープウェイ料金は、

大人:片道700円・往復1,200円

小人:片道350円・往復600円

です。


参拝時に知っておきたいこと

圓教寺は非常に広い山岳寺院です。

ロープウェイ山上駅から摩尼殿までは徒歩約15~20分。

さらに三之堂や奥之院まで巡ると、かなりの距離を歩くことになります。

西国三十三所の御朱印だけを目的に参拝する場合と、境内をじっくり巡る場合では必要な時間が大きく変わるため、余裕を持った予定を組むのがおすすめです。

山内には坂道や石段も多いため、歩きやすい靴で訪れましょう。

また、書写山ロープウェイは天候や点検によって運休する場合があります。

さらに公式案内では、2027年2月5日から10月末頃まで大規模改修工事による長期運休が予定されています。

この期間に参拝を予定する場合は、必ず事前に最新の交通情報を確認してください。


西国三十三所まとめはこちら

西国三十三所を巡り始めたきっかけや、全33札所、巡礼地図、納経帳などはこちらの記事でまとめています。

← 前の札所:第26番 一乗寺

「西国三十三所とは? 全33札所一覧と実際に巡ったきっかけ」

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実際に訪れた旅行記はこちら

実際に参拝したときのルートや周辺観光、食事などについては、「旅する」カテゴリーで順次紹介していきます。

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この記事を書いた人

はじめまして。
「人生を豊かに」を運営する「旅好き」です。

旅する、遊ぶ、楽しむ、学ぶ、得する。
実際に体験してよかったこと、暮らしを少し豊かにしてくれたことを、自分自身の経験をもとに発信しています。

読んでくださった方の「次はこれをやってみよう」のきっかけになるブログを目指しています。

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