更新作業中

西国三十三所 第23番 勝尾寺|御朱印・見どころ・アクセス

西国三十三所巡礼 第23番 勝尾寺 「勝ちダルマ」と勝運祈願で知られる、箕面の名刹 御朱印|見どころ|アクセス|基本情報

西国三十三所第二十三番札所、勝尾寺。

大阪府箕面市、明治の森箕面国定公園の山中にある古刹で、正式には「応頂山 勝尾寺」といいます。

御本尊は十一面千手観世音菩薩。

古くから「勝運の寺」として信仰を集め、現在では境内のいたるところに奉納された「勝ちダルマ」が並ぶ寺として広く知られています。

約8万坪という広大な境内には、本堂や多宝塔などの堂宇が点在し、春の桜やシャクナゲ、初夏のアジサイ、秋の紅葉など四季折々の景色も楽しめます。


目次

勝尾寺の基本情報

所在地:大阪府箕面市勝尾寺

札所番号:西国三十三所 第二十三番

山号:応頂山

宗派:真言宗

御本尊:十一面千手観世音菩薩

開基:開成皇子

創建:神亀4年(727年)に善仲・善算が入山、宝亀6年(775年)に弥勒寺を建立

駐車場:あり・有料

電話番号:072-721-7010

※拝観時間・料金・駐車場などは変更される場合があります。参拝前に公式サイトで最新情報をご確認ください。


拝観時間・拝観料

勝尾寺の拝観時間は、

平日:8:00~17:00

土曜日:8:00~18:00

日曜・祝日:8:00~17:00

です。

最終受付は閉門30分前です。

入山志納料は、

大人(高校生以上):500円

小・中学生:400円

未就学児:100円

2歳以下:無料

となっています。

納経時間も基本的に拝観時間と同じで、受付は閉門30分前までです。


西国三十三所での位置づけ

勝尾寺は、西国三十三所の第二十三番札所です。

第二十二番・総持寺から続き、次の第二十四番は兵庫県宝塚市にある中山寺です。

大阪府内の札所巡りから、次第に兵庫方面へと進んでいく区間になります。

勝尾寺は標高400mを超える山中にありますが、道路が整備されており、現在はバスや車でも参拝しやすい札所です。

西国三十三所全体については、こちらの記事でまとめています。

→ 「西国三十三所とは? 全33札所一覧と実際に巡ったきっかけ」


御本尊

勝尾寺の御本尊は、十一面千手観世音菩薩です。

宝亀11年(780年)、観音の化身と伝えられる仏師・妙観が白檀香木から十一面千手観音像を彫り、当時の弥勒寺に安置したと伝えられています。

妙観は18人の童子を伴って現れ、7月18日から8月18日までの一か月で観音像を完成させたとされます。

毎月18日が観音さまの縁日となっているのも、この伝承に由来するとされています。


歴史・由緒

勝尾寺の歴史は、奈良時代の神亀4年(727年)に始まります。

善仲・善算という双子の兄弟がこの山に入り、大般若経を書写するための草庵を構えて修行を始めたと伝えられています。

その後、光仁天皇の皇子・開成が二人の弟子となり、宝亀6年(775年)に大般若経600巻を書き上げ、堂を建立して「弥勒寺」と名付けました。

平安時代になると、第六代座主・行巡上人が病に伏していた清和天皇の平癒を祈願。

病が治ったことに感銘を受けた天皇から、「王に勝った寺」という意味で「勝王寺」の寺号を授かったと伝えられています。

しかし寺側は「王に勝つ」という名を畏れ多いとして、「王」の字を「尾」に変え、「勝尾寺」と称するようになりました。

この由緒から、勝尾寺は「勝運の寺」として源氏、足利氏、豊臣氏、徳川将軍家などからも信仰を集めてきました。


勝尾寺の見どころ

本堂

勝尾寺の中心となるのが本堂です。

御本尊の十一面千手観世音菩薩を祀り、西国三十三所第二十三番札所として多くの巡礼者が参拝します。

勝運祈願の受付も本堂横の総合受付所で行われています。

勝ちダルマ

勝尾寺を象徴する存在が「勝ちダルマ」です。

境内には、願いを込めて奉納されたダルマがいたるところに並び、その光景は勝尾寺ならでは。

ここでいう「勝ち」は、単に他人に勝つという意味だけではなく、自分自身の弱い心に打ち勝ち、目標に向かって進むことを大切にする信仰として受け継がれています。

仕事、受験、病気、スポーツ、芸事、商売など、さまざまな願いを込めて多くの参拝者が訪れています。

勝ちダルマ奉納棚

願いが成就した勝ちダルマは、感謝の気持ちを込めて寺へ返納されます。

境内には奉納されたダルマが大量に並ぶ場所があり、大小さまざまな赤いダルマが整然と並ぶ景色は圧巻です。

写真映えする場所としても人気がありますが、もともとは願いを成就した人々の祈りと感謝が積み重なった場所です。

山門とお清め橋

勝尾寺へ入山すると、まず大きな山門が参拝者を迎えます。

山門をくぐった先には水辺が広がり、橋を渡りながら境内へと進んでいきます。

山の自然と水に囲まれた参道は、都市部からそれほど遠くない場所とは思えないほどの開放感があります。

多宝塔

境内の高台には多宝塔が建っています。

緑豊かな山を背景にした朱色の多宝塔は、勝尾寺を代表する景観のひとつです。

特に紅葉の季節には、赤や黄色に染まった木々と多宝塔が重なり、美しい景色を楽しめます。

紅葉

勝尾寺は、大阪を代表する紅葉の名所としても知られています。

広大な境内には多くのモミジが植えられ、例年秋になると山全体が鮮やかに色づきます。

11月には夜間特別ライトアップが行われる年もあり、昼間とは異なる幻想的な景色を楽しめます。

四季の花

勝尾寺の魅力は紅葉だけではありません。

春には桜やシャクナゲ、初夏にはアジサイなどが境内を彩ります。

約8万坪の広大な境内を歩きながら、季節ごとに異なる自然を楽しめることも勝尾寺の大きな魅力です。


御朱印・納経

勝尾寺では、西国三十三所第二十三番札所の御朱印をいただくことができます。

納経時間は、

平日:8:00~17:00

土曜日:8:00~18:00

日曜・祝日:8:00~17:00

です。

受付は閉門30分前までとなっています。

実際にいただいた御朱印

西国三十三所を巡った際に、実際にいただいた御朱印です。

札所ごとに異なる墨書や朱印を見比べることも、西国三十三所巡礼の楽しみのひとつです。


アクセス

公共交通機関の場合は、大阪メトロ御堂筋線・北大阪急行を利用して「箕面萱野駅」へ向かいます。

箕面萱野駅からは勝尾寺行きの直行バスが運行されています。

タクシーの場合は、

箕面萱野駅から約15分

阪急「箕面駅」から約20分

大阪モノレール「彩都西駅」から約12分

が目安です。


駐車場

駐車場:あり・有料

マイカー専用駐車場の料金は、

2時間:1,000円

です。

2026年9月現在、土日祝・正月などの特定日は完全予約制となっており、予約のない車は駐車できません。

平日は予約なしでも利用できますが、満車の場合は入庫待ちができません。

また、勝尾寺前を通る府道4号線は、バイク・原動機付自転車が終日通行禁止となっているため注意が必要です。


参拝時に知っておきたいこと

勝尾寺は約8万坪の広大な境内をもつ山寺です。

本堂への参拝だけでなく、勝ちダルマ、多宝塔、季節の花や紅葉などをゆっくり見て回るなら、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。

特に紅葉シーズンや正月は多くの参拝者が訪れるため、車の場合は駐車場の予約状況も含めて事前に確認しておきましょう。

また、2024年に北大阪急行が箕面萱野駅まで延伸したことで、公共交通機関でも以前より参拝しやすくなっています。


西国三十三所まとめはこちら

西国三十三所を巡り始めたきっかけや、全33札所、巡礼地図、納経帳などはこちらの記事でまとめています。

← 前の札所:第22番 総持寺

「西国三十三所とは? 全33札所一覧と実際に巡ったきっかけ」

次の札所:第24番 中山寺 →


実際に訪れた旅行記はこちら

実際に参拝したときのルートや周辺観光、食事などについては、「旅する」カテゴリーで順次紹介していきます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

はじめまして。
「人生を豊かに」を運営する「旅好き」です。

旅する、遊ぶ、楽しむ、学ぶ、得する。
実際に体験してよかったこと、暮らしを少し豊かにしてくれたことを、自分自身の経験をもとに発信しています。

読んでくださった方の「次はこれをやってみよう」のきっかけになるブログを目指しています。

目次